青春18切符を使って北陸、岐阜の旅が非常に良かったことについて
どうも、Masayuckyです。
何故かわからないけれど、急に18きっぷで旅に行きたくなるときってありますよね。
必要最低限の荷物だけバックパックに詰め込んで、電車に乗り、ただひたすら車窓を眺めながら電車に揺られて。
都会の雑踏に飽きて、何もかも捨てて。
という訳で、心を浄化するため、お盆の連休を使って、北陸、岐阜へ旅行に行ってきました。
旅行1日目。神戸から福井、金沢、そして富山へ。
神戸駅に到着したのが、午前6時。新快速がまだ走っていない時間帯。米原行の快速で約2時間20分かけて米原へ向かいます。
大阪、京都を過ぎて1回目の乗り換えの終点米原へ向かいます。(車中は爆睡でした)
米原到着後、4分しか乗り換えがありませんでしたが、反対側のホームで敦賀行の電車に乗り敦賀へ
琵琶湖の最北端を過ぎ、近江塩津も通過。
敦賀に到着!!
福井行の電車まで30分ありましたので、敦賀で朝食を摂ることにしました。
敦賀駅で朝飯 pic.twitter.com/SngnTaifU2
— Masayucky (@0901majoz) 2017年8月12日
さよなら敦賀。短い間だったけどいい奴だったよ #青春18きっぷ pic.twitter.com/E9tw8vTmaM
— Masayucky (@0901majoz) 2017年8月12日
というわけで敦賀を後にし、福井へ向かいます。朝から何も食べてなかったので、立ち食い蕎麦で生き返りました。
福井行の電車に乗り、時刻表を確認していると、敦賀着の電車が到着していました。扉が開くと若い女性たちが一斉に降りてきて猛スピードでこちらの電車に向かって走ってきました。
「???待って、何が起きたの。電車の中で事件でも起きたの??」
そして、福井行の電車に乗り込んた大勢の女性たちでアッという間に車内は満員電車並に混雑してきました。
幸い、座ることができたので、高みの見物で民族大移動を鑑賞していました。車内のところどころの話を聞いていると
「チケットここのしか取れなかったんだよね」「夜公演取れなかったんだよー」という声が聞こえてきます。
なるほど、これはジャニーズのライブが福井県であるんだと。関西からのジャニーズファンの大移動が敦賀で見ることができたんですね。
とうしていると、民族大移動が鯖江駅で開催されていました。まさかこんな小さい駅で人捌けるの?(鯖江ということで鯖だけに)
お前ら全員、最低1個は眼鏡買って帰れよ。地域にお金を落として帰れよ。と心の中で思いながら電車は鯖江駅を過ぎました。
福井で観光をしようと思い、普通に観光名所を選ぶのは面白くないと思い、今回はサイコロに任せて観光する箇所を決めるということした結果
というわけでサイコロの目が2でしたので一乗谷朝倉氏遺跡に行くことになりました! #青春18きっぷ pic.twitter.com/1EdenNuRiv
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こちらへ行くには越前花堂で乗り換えか福井駅まで行きそこからバスでと選択肢が2つありましたが、ここでは電車で乗り換えというチョイスをしました。
しかし、降りて気づいたのが
九頭竜先生!電車が全く走ってない! pic.twitter.com/Rbekq0r7qi
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次の電車が来るまで1時間以上というリサーチミス。しかも次の福井駅へ行く電車も1時間以上という大惨事。仕方なく歩いて福井駅へ向かおうとしましたが
踏切があり、そこには
救世主現る。これで福井駅にいける pic.twitter.com/HIU1bwQHMg
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えちぜん鉄道の花堂駅が近くにあり、しかも到着してすぐ電車が来ました!!救世主が現れ、乗り換えミスをしたということを隠し、平然を装い福井駅へと向かいました。
福井駅に到着!!
そして、到着したのが11時。今から観光へ向かうと金沢に着くのが15時。後のことは考えると福井の観光を断念しました。(リサーチミス)
そのかわりに
福井名物のソースカツ丼と越前そばを食べました。非常に美味しかったです。
電車の時間が来たので金沢行の電車に乗り、金沢へ向かいます。
金沢にて
福井から金沢へは電車に揺られて1時間強。
その間、また車内で睡眠と小さな観光雑誌を読みながら過ごしていました。
金沢に到着!!
すげえええええ!初金沢!
と思わず興奮しながら、シャッターを切りました。
駅から歩いて金沢城公園に向かうことにしました。歩いて約15分で到着
2枚目の芝生の広場が広くて、しかもフカフカでしたので座って石壁を見ている人や写真を撮っている人がいました。
次に向かったのが兼六園
日本三大名園のひとつである兼六園。兼六園という名前の由来は松平定信が宏大・幽邃・人力・蒼古・水泉・眺望の6つの景観を兼ね備えていることから命名したらしい(Wiki先生から抜粋)
木々の緑が夏の空と合っていい味わいがありました。春は桜、秋は紅葉と四季折々の景色が見れる兼六園。今度は春か秋に来たいものです。
長町・武家屋敷跡にも訪れました。
歩き疲れましたので、これにて金沢観光は終了。電車にて富山に向かいます
が、ここで金沢から富山に向かう際、北陸本線のうち第三セクターのIRいしかわ鉄道とあいの風とやま鉄道になっています。
簡単に言えば、石川から富山まで移動となると青春18きっぷでは行けず、切符を買って富山まで向かわないといけません。
在来線を使用するかたは要注意です。
富山に到着
富山には路面電車が走っていました。
駅前のホテルを取っていたのでチェックインを済ませ、スマホで良さげな居酒屋に電話で予約をするも
すべて満席の状態。お盆2日目ということでどこもいっぱいの状態でした。仕方なく、歩いて近くの居酒屋を探すことにしました。
偶然、近くに小奇麗な居酒屋があり、飛び込みで入ると難なくOK。以外といけるもんなんですね。
ということで、地酒と海鮮料理を満喫しにいきます。
立山を冷酒で頂きます!入れ物がおしゃれ pic.twitter.com/awxsT9ftHn
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早速居酒屋に入り、日本酒を注文。入れ物も富山のガラス工房で作ったものでおしゃれです。
優勝(2回目) pic.twitter.com/Odv84IN06F
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海鮮料理も新鮮で美味しく、大満足でした。
富山環水公園に有名なスタバがあるらしいので歩いて観に行くことに。
日本酒の呑んでいい気分で酔っていましたが、酔い覚ましで散歩がてら行ってきました。
すると
なんか花火上がってるんですけど!夏休み最高すぎません? pic.twitter.com/zzUWRBrvym
— Masayucky (@0901majoz) 2017年8月12日
まさか、富山まで来て花火が見れるとは。しかもどこぞの花火か知らないものを。夏に一人で寂しく旅をしているから哀れに思った神様がくれた
慰めなんだろうなと思ったら、腹が立ってきました。(綺麗な花火でした)
富山で有名はスタバに着いたけどこのロケーション反則でしょ pic.twitter.com/PwnXzITVUT
— Masayucky (@0901majoz) 2017年8月12日
綺麗すぎるでしょ pic.twitter.com/ZBrkUzwBBI
— Masayucky (@0901majoz) 2017年8月12日
綺麗すぎるでしょ pic.twitter.com/ZBrkUzwBBI
— Masayucky (@0901majoz) 2017年8月12日
こんな感じで1日目は終了。
富山は地酒も海鮮料理も非常に美味しくて最高でした。料理は文句なしでおすすめします。
旅行2日目。高山、下呂へ
2日目は富山から飛騨古川へ向かいました。
さよなら富山。いいところだったよ。今度はゆっくりと観光させてもらいます。
一晩だけの思い出になって申し訳ない気持ちがいっぱいです。
この電車で猪谷駅へ向かいます。
田んぼの風景や山々の間を電車は走り、経由地の猪谷駅に到着
そして、また電車に乗り飛騨古川へ向かいます。
飛騨古川についてはこちらをご覧ください。
高山へ
飛騨古川での観光が終わり、高山駅へ向かいました。
高山で2時間待機! pic.twitter.com/0mIpyZC08h
— Masayucky (@0901majoz) 2017年8月13日
次の電車まで2時間ありましたので、高山駅周辺を観光することに
歩いて12分くらいすると、高山市三町伝統的建造物群保存地区
というところがありました。
簡単にどんなところかというと
江戸末期から明治期に建てられた屋敷等が軒を連ねる古い町並み。
出格子の連なる軒下には用水が流れ、造り酒屋には杉の葉を玉にした「酒ばやし」が下がり、町家の大戸や、老舗の暖簾が軒をつらねている。
また、通りには地酒や朴葉味噌など、飛騨高山ならではの名産品を扱う店がずらりと並んでいる。名物の「みたらしだんご」のお店などがあるらしい。
景観を維持するために電線をすべて軒下配線にするなど、徹底した保護を続けている。
お盆ということもあってたくさんの観光客がいました。
一通り写真を撮り終わり、人の多さに耐えられなくなり、駅方面へ撤退をすることに。
昼食を食べてなかったので
飛騨らーめんを食べました。これ大盛りです。多分二玉くらいありました。
高山駅の改札出てすぐにはこのようにガラス張りになっており、電車や飛騨の山々が綺麗にみえます。
飛騨牛まん食べるよ pic.twitter.com/Gy70TuCTQ3
— Masayucky (@0901majoz) 2017年8月13日
来た記念に飛騨牛まんを買いました。
そろそろ高山とお別れ。意外といいところだったよ高山!2時間以上ロングシートに揺られるのは辛い pic.twitter.com/bGrSIoHo1C
— Masayucky (@0901majoz) 2017年8月13日
高山から下呂温泉へ
名残惜しいですが、高山を後にし、本日のメインである下呂温泉に向かいます。引き続き電車に乗りますが、乗車時間が2時間強。しかもボックスではなく、ロングシートという過酷な環境でした。居眠りをしてましたが、まだ着かず。見えるのは綺麗な緑色の山と生い茂る木々たち。ここは耐えるしかありません。そう、下呂温泉で露天風呂に入るために。
そして、とうとうこの瞬間がやってくるのです。
下呂温泉に到着!!!!!
まずは小手調べで下呂温泉をブラブラします。次の美濃太田行の電車迄1時間あるのであとはゆっくりと露天風呂を楽しむだけ!!!
と思っていました。
観光案内所に行き、入浴できるところを聞いたところ
「入浴のみのところは14時で終わっているよ。」
この一言を聞いたときは絶望の2文字しか出てこなかったです。今まで何のために電車に揺られ、苦行に耐えてきたのか。耐えれたのはこの下呂温泉で露天風呂に入るためだったのに。
すると、観光案内所の方から1枚の地図を渡され、「今はこの3か所しか入れないからね。」とその言葉を残してくれました。何故か秘密の情報を渡された気分になりました。ただの普通の観光案内のマップでしたが。3か所のうち、2つは公衆浴場。すなわち銭湯。あと一つが旅館にある露天風呂でした。観光案内所の前に露天風呂が入れる旅館の送迎バスが。僕は迷わず旅館の送迎バスに飛び乗り。旅館へと向かいました。
水明館さんに到着。ここでは1,100円で露天風呂か大浴場に入ることができます。今回は露天風呂に入ってきました。
タオルももらえるのでお勧めです。
露天風呂に入りましたが、最高でした。生き返りました。
さっきの案内所での絶望へ落されたことなんて、風呂に入って忘れようよ。
さっぱりした後は気持ちを切り替え、また電車に乗ります。
今度は泊りで来たいなと思います。そして、電車がやってきたので電車に乗り、下呂温泉に別れを告げます。
高山本線制覇まで
電車に乗り、美濃太田まで向かいます。
風景の写真をと思い写真を撮りましたが、写真を撮る気がないのかこれしか残っていません。また、ひたすらロングシート地獄と戦いました。車窓からは山、木、川、木木、木…同じ場所をグルグル回っているかと錯覚するくらいでした。
ある駅で止まり、ホームから男性が車内に座っている女性へなにか袋を渡していました。推測でこの二人は知り合いだけど、なにか訳ありの関係なのか。こんな山奥の駅で、しかも連絡を取って車内で待ち合わせしてまで渡さないといけないものは一体なんだっただろう。しかも50代くらいのおっさんはめっちゃ満面の笑みで袋を渡した後手を振ってました。全く意味がわからない光景を目の当たりにしていると電車の扉が閉まり、電車が動き出しました。まだ、おっさんは手を振っていました。旅の終盤が謎の出来事に遭遇して、パンチの効いたおっさんに平然としている女性。袋の中身が気になりますが、これは二人の秘密ということで。おとなしく終点まで座ってまちます。
美濃太田に到着
そして、ゴールの岐阜駅へ向かいます。
昨日のジャニーズファンの大移動に富山での花火。そして、最後は中年男女の謎のプレゼント。福井のソースカツ丼や金沢兼六園の光景。高山の保存地区の印象が薄れていくくらい
最後にインパクトを残してくれました。しかし、昨日の早朝から始まった旅行もほぼ大詰め。いろんなことが起きるのも旅の醍醐味だなと思いながら本日の終着駅の岐阜駅へ近づいてくるとすこしウルっとしてきました。そして、とうとうこの瞬間が訪れます。
やっとゴールの岐阜駅に到着!!!!
富山から出発して約13時間。ホテルがある岐阜にやってきました。
我、高山本線制覇ナリ pic.twitter.com/AMaz7a050s
— Masayucky (@0901majoz) 2017年8月13日
この日は高山本線を一気に制覇しました。
最後に
今回、北陸、岐阜を旅行に行ってみてわかったことは北陸は観光名所もですが、料理が格段と美味い。電車の乗り継ぎ時間の関係で、短い時間での観光となり思う存分に観光はできなかったことが今回の旅行の反省点ですね。しかし、短い時間でしたが、北陸、岐阜の魅力は感じることができました。新幹線や飛行機に乗って旅行をするのもいいですが、今回みたいにゆっくりと電車に揺られて外の景色を眺めながらの旅行も捨てたもんじゃないなと実感しました。青春18きっぷは何故か達成感というものか、名残惜しいなにかが心の中に現れてくるんですね。車窓の風景やたまたま降りた駅での発見、見たことない景色など、子供のときのような新たなものが発見できるのが青春18きっぷの醍醐味なのではないでしょうか。これで北陸、岐阜の旅は終了ですが、また新しい旅が始まります。何故、一人旅をするのか。ということを誰かに聞かれたら、僕はこう答えるでしょう。「知らない街で出会いたい、本当の自分というものを」と。今回の旅行の思い出を胸にしまって、また新しい発見の旅出たいとおもいます。