どうも、Masayucky(@0901majoz)です。
私事ですが、昔AKBにハマっていた時期がありました。
恋するフォーチュンクッキー?
何を言っているんだ。
ヘビーローテーション?
バカ言うな。冗談は顔だけにしてくれ。
それよりも昔の2008年にまで遡ります。(僕の高校時代です)
AKBのシングルで言うと、Baby!Baby!Baby!が携帯限定で配信された時期くらい。
たまたま、ドラマを見ていると可愛い女優が出ていて気になりました。そのドラマはしっかり全話見ることに。
出演はそこまで多くなかったですが、魅力というのか、惹きつけられるというのか何故かその子のファンになっていたのです。夢に出てくるくらいに彼女に夢中でした。
その女優が
前田敦子さんだったのです(今はもう人妻ですが)
それから、前田敦子さんが出ている番組をチェックしては観ていました。
いろいろと調べていると、AKB48というアイドルグループに所属しているとのこと。
そこからいろいろとAKBの曲を聴いていると、いつの間にかファンになっていました。
ライブは皆さんご存知だと思いますが、秋葉原のドン・キホーテの建物で行っており、高校生だった私はそう簡単に東京まで行けるお金の余裕がありませんでした。
また、ライブも事前に申し込んで抽選となるのでピンポイントに行く日程を決めても、行ける確約を得ることができず断念をしていました。
そうしていると、次のシングルCDの発売が決まりました。その中に特典が付いていたのですが
それが、握手券だったのです。東京、大阪、名古屋等の都市圏でメンバーが来てくれて、握手ができるなんて夢のようなイベント。
僕はシングルCD1枚だけを買い、握手券に夢を乗せてみることにしました。
憧れのアイドルのところへ
握手会当日、会場は大阪のATCホールでイベントがありました。
朝早くの電車に乗り、慣れない乗り換えに悪戦苦闘しながら会場に行ったことを覚えています。
会場に着くと、長蛇の列で「AKBってこんなに人気あるんだ。実はまだファンが10人くらいですぐにメンバーとも仲良くなれると思ってた。」というのが本音です。
関西圏ではそれほど多くテレビ出てはいなかったのですが、知っている人は多かったんですね。
会場内のファンの多くの人は握手券を何枚も持っている人がいました。そして、私は1枚だけ。
「CDを何枚も買っておけば、憧れの前田敦子と何回も握手できたのに。」とそこで、後悔が生まれていました。周りを見ると
成人の方が多数。これが、大人の特権というやつか。金で何でも解決できるのが世の中なんだと、この時実感しました。
金の亡者たちと一緒に整理券をもらい、番号順に並ばされて握手会を待つことに。
人生初、アイドルに会えるということですごくソワソワしていました。
早く会いたいという思いと、このままこの待ち遠しい気持ちが過ぎてほしくないという気持ちが混ざりながら。
握手会の前にシングルCDの曲を披露するということで、目の前で見れることにもうここで死んでもいいと思いました。
そうしていると、イベントが始まります。
overtureが流れ始めると、イベント会場にいたファンたちが急に大声を出し始めます。
初心者だった僕はドン引きました。「何これ?このテンションに付いていけないぞ。」
場内の盛り上げ曲と言えばいいのか。そんな感じのものです。僕はそれを知らずに来たので、その場で直立し時の過ぎるのを待っていました。台風が来て強風の中耐えている木のように、直立し、この嵐が過ぎるのを待っていました。
とうとう、AKBが出てきて新曲を披露します。
出てきた瞬間、「本当にアイドルがいるんだ。今見ているものは映像ではないんだ。」という思いとアイドルのキラキラしているオーラ―に飲まれてしましました。
ほんの数分のパフォーマンスでしたが、それが永遠のように感じ、華やかで瞬きをするのを忘れるくらいでした。
そして、メインイベント握手会が始まります。握手できるゾーンは2つあり。数人のメンバーが各ゾーンで待って順番に握手をしていくというもの。
僕は勿論、前田敦子がいるゾーンに行くこと。握手してから、一言くらい話せるらしいので、待っている間、入念に話す内容を考えました。
格好よく決めるのはダメ、長く話したらはじかれてダメ。考えに考えぬいて答えを出しました。
そして、とうとう握手できる瞬間が来ます。
このゾーンには松井珠理奈さん、高橋みなみさん、篠田麻里子さん、小嶋陽菜さん、前田敦子さんと握手できたのだっかかな?
松井珠理奈さんは当時小学生だったと思いますが、オーラがすごかった。
高橋みなみさんはすごく優しく対応してくれて、篠田麻里子さんはすごく美人。小嶋陽菜さんもめっちゃ綺麗。
そして、とうとう憧れの前田敦子さんとの握手できる瞬間がやってくるのです。
握手して、一言言おうとするけれど、声が出ない状態になりました。憧れの人の前に立つと、本当に声が出ませんでした。
小さな声で「大ファンです。応援しています。」この言葉を言った記憶があります。そして、握手会は終了。
この一言を言うのは簡単なのに、どうして前田敦子さんの前では何故か言おうとした言葉が出ず。目が合って、目の前に憧れの人がいると心を奪われていました。
他のファンたちと握手をしているメンバーを少し眺めて、会場を後にしました。
一瞬の出来事で夢のようだったけれど、確かにAKBメンバーに会えたんだ。そして、憧れの前田敦子さんに会えたのだと。
家に帰ってからというもの、会場で歌っていた曲のMVと特典映像をずっと流して見ていました。何回見ても飽きず
終わっては再生、終わっては再生と気が狂ったように見ていた記憶があります。
そこから、ライブDVDやグッズ等を集めていました。
また、握手会に行って前田敦子さんと握手をしようと思っていましたが、ふとした瞬間にグッズや握手会等のイベントに参加する意欲がなくなっていました。
自分でもわからない感情でしたが、確か言い訳Maybeくらいの時。段々と知名度が上がり、人気が出てきた時期だったと思います。
「もう、僕が応援しなくても大勢のみんなが応援してくれる。」と自分勝手な思いがあり、応援というか距離を置いてしまいました。
ミリオン達成や、レコード大賞受賞と輝かしい功績を残していく姿を陰で見ていました。
あの時が一番輝いていた
今ではいろいろな曲が出ていますが、僕が一番好きな曲が「大声ダイヤモンド」です。
初めてアイドルのCDを買い、初めてアイドルを見て、初めてアイドルと握手をした
思い出の曲となります。高校生だったので、MVの設定とも合っているのもありますが。
この曲を聴くたびに、握手会に行ったことを思い出します。
人生で初めての思い出がこの曲に詰まっています。
大声ダイヤモンドを聴くとAKBを知って、あの会場で輝いていたメンバーのことを思い出します。
短い間だったけれど、これほどに輝いて見えたものを見つけることができて、良かったと思います。
また、同じ人生を歩むとなると間違いなく、AKBを好きになり、前田敦子さんを好きになるでしょう。
また、同じ握手会に行くとなると、僕は前田敦子さんにこのような一言を言うでしょう。
「大ファンです。応援しています。」と